こんにちは。
いきなりなんですが、不安や悩みやストレスってありますか?
というか、ないと答える方のほうが珍しいかもしれませんね。
厚生労働省の行っている調査によると、労働者の6割が仕事や職業生活に関する「強い」不安、悩み、ストレスをもっているそうです。(平成29年 労働安全衛生調査(実態調査) 結果の概況|厚生労働省)
そして、それらを感じたまま仕事をすることは、ウツになるリスクを高めることになります。
だから、心のケアが重要ですよね。
僕自身もそれらを感じていました。
でも、対処が上手くできず、ウツになり休職と退職した経験があります。
その後、体調が回復しても仕事に対する漠然とした不安があって、なかなか就職活動に取り掛かることができませんでした。
不安は「対処できずまたウツになるのではないのか?」というものです。
そんな不安を減らすため、ヨガの先生にインタビューして、心のケアに効く言葉を教えていただきました。
加えて、インタビューをまとめる事を通して不安が減り、「ヨガをしていれば大丈夫」と積極的に就職活動に取り組めるようになりました。
そこで今日は、先生に教えていただいた言葉を自分なりにまとめてみました。
かなり主観的なことを書いていますが、もしかしたら僕みたいに次の項目にあてはまる方にはヒントになるかもしれません。
- 働くことに不安がある
- 自分や他人を責めてしまう
- 失敗することが怖くて行動できない
- もうダメとあきらめてしまう
- ヨガは興味はあるけれど、やる意味がよく分からないって疑問に思う
よろしければ、読んでみてください。
1 働くことへの不安を減らすためにインタビュー
1.1 働くことへの不安
ウツで休職後「このまま復職したらマズイ」「復職なんてできこっない」「また同じことの繰り返しになる」などなどと漠然と不安でした。
今ならその不安の内容をもう少し文章にすることできます。
あえて不安の要因を3つに絞ってみると、次のような考えからでした。
- 失敗するのを避けて、やるべき行動(相談や準備など)を先延ばしてしまうのでは?(⇒結果どうにもならない状況になってしまうのでは?)
- すぐ「もうダメだ」とあきらめてしまったりするのではないか?
- そういったことを自責してしまうのでは?
それらの要因からくるストレスに耐え切れず「引きこもってしまうのでは?」と思っていたように感じます。
(実際、1~2週間引きこもってしまうことも多数ありました)
だから、仕事というストレスの多いことをすると思うと「絶対引きこもる!そして、またウツになる!」と不安だけではなく拒否感を感じるほどでした。
1.2 不安の対処としてヨガをするも挫折
対処としてのヨガ
そこで、どうにかしようと色々やりました。
まずやったのが坐禅体験。
1週間ほど禅寺で修行体験をしました。
本当に素晴らしい経験ができたのですが、坐禅は座っているだけと感じ(当時は)退屈で飽きてしまいそう。
また、仕事中は肩こりとそこからくる頭痛もひどく、心だけではなく体のケアにも効果があるとされるヨガを試してみることに。
どうせやるならしっかりやりたいと、とある団体の短期集中の指導者養成コースに通うことにしました。
すると、頭や身体がスッキリしたりと効果を感じました。
これを身につけると大丈夫かも、続けようと希望がわいたのを覚えています。
ヨガを挫折
しかし、結果は挫折。。。
理由としては、
- 腰を痛めてしまった(無理して前屈しすぎた)
- 「確かにすっきりはする。けれど、あくまでストレスへの対処で根本からの解決にならないのでは?」とやる意味が感じられなかった。
- ヨガ哲学に色々答えがありそうな気がするけど、難しくてさっぱり分からない。
- ヨガをするスペースがない
(その時はまだ心身の体調が悪く、外に出たくない。だから教室は嫌。
かといって部屋は汚くスペースがない)
ヨガに再チャレンジ、しかし、不安は大きい
そこから半年ほどヨガから離れていました。
引っ越しして部屋がきれいになったのを機に、毎朝ヨガをしてみることにしました。
すると、やっぱり気持ちいい。
しゃっきり目が覚め、気持ちよく一日を始められる気がします。
なので「ヨガを再開しよう!」「ヨガをすれば大丈夫と思えるくらいになろう!」と決意しました。
まずやったことは、気持ちいい場所でヨガをするということ。
下のような気持のいい場所でヨガをすることで、「ヨガ⇒すっきりする効果大⇒ストレスを感じても対処できるから安心」というイメージを強固にしようとこころみます。
ほんの少しはよくなりましたが、依然として仕事への不安と拒否感は大きかったです。
なぜなら、
- ヨガは不安の根本(自責する、先延ばしする、すぐあきらめる)に効果があるのか疑問
- ヨガに効果があったとしても、一度挫折したので、また挫折するかもと不安
1.3 理想の働き方をしているヨガの先生にインタビュー
そんな時、ちょうどはてなブログでMari先生のブログを発見しました。
まず、ブログに使われているMari先生の写真がきれいでした。
綺麗な景色の中でヨガをされていてすごい!と思ったのを覚えています。
たとえば、↓の写真
出典:本来の自分って? 〜ヨガ哲学入門〜 – Happy Healthy Life
さらに、僕が挫折したヨガの哲学を、とっても分かりやすく教えてくれています。
おかげで、ヨガがさらに好きになりました。
加えて、大好きなヨガを仕事にして色んな方を幸せな気分にされていて、理想な働き方をしている先生です。
先生のようになりたい!!
先生のようにヨガをすればなれるかも!?
と、希望が湧きました。
(当時書いた記事が↓です)
履歴書提出したけど「働きたくない」って思ってよかった。幸せな働き方をしている人にインタビューして記事を作りたいと思えた。
すると、先生のことをよく知りたい!!という気持ちが強くなり、先生に連絡を取りインタビューのお願いをしました。
なんと、インタビューを受けてくださるとのこと。
先生のレッスンにも参加し、その後沢山話を聴かせていただきました。
本当にありがとうございました!!
(まとめるのがこんなに遅くなってすみません!!)
その結果、僕が得たモノをこれから説明します。
2 インタビューの結果
2.1 自責が減った
自責の要因
もともと自責はするほうでしたが、ウツで休職する直前は自責の回数がとくに多かったです。
(「なんでこんなことができないのか?自分はダメだ」など。)
一日に何回しているのかと数えたことがあります。
その時は、数時間で70回以上していて、数えるのをあきらめました。。
むしろ、その多さを自責してしまって悲しくなったのを覚えています。
自分でも自責が体調不足の原因ではないかとわかっていたが、変えることができませんでした。
その要因としては、次のことが考えられます。
1、自責するクセがついているから
2、自責することで問題を解決しようとしているから
3、このままではいけないと思っているから
インタビューで変わったこと
そんな要因がインタビューを通し、次のように変わりました。
自分に優しくしようと思った
ヨガで大切なことは、まず非暴力(自責も暴力に入る)と教えてもらいました。
ヨガ哲学の基本的な教えに、普段の生活を正す8つの段階・行法(八支則=アシュタンガ)があるそうです。
そこで、まず一番最初に来るのが非暴力だそう。
詳しくはヨガの八支則〜ヨガ的生き方〜 – Happy Healthy Life
先生は、ブログでこんなふうに言われています。
行動・言葉・思考全てにおいて暴力はNGです
「私最近太ってなんだか醜いなぁ」
「私ってなんて馬鹿なんだろう」
「何をしても上手くいかないな」
っていう言葉や思考も自分に対しての暴力だと捉えます
ちなみに、自分を痛めつけるようなヨガのポーズも暴力に入るとのこと。
しらずしらずのうちに自分に対する暴力をやってしまいそうです。
頑張りがちでまじめな人ならなおさら。
だから、つぎの言葉が心に響きます。
せめてヨガの時間だけでも
自分を責めたり否定する思考を止めて
体を痛めるような行為もやめてみましょう。
そして
ポーズが出来ても出来なくても
身体が硬くても柔らかくても
自分を肯定し
褒める!
励ます!
感謝する!
労る!
を大切にしましょー( ´ ▽ ` )
また、インタビューでお聞きしたのですが、
先生自身もヨガを始める以前は人と比べて「自分なんて」と思ってしまうタイプだったそうです。
それが、ヨガを通して変わったそう。
ヨガすごい!!
だから、ヨガするたびに自分に優しくようと思うことができました。
毎朝ヨガをするたび意識づけていたので、結果として自責が減っていったのだと思います。
自責して辛くなるのではなく、行動するために「安定と快適」を意識するようになった
自責をすることで問題行動(ミスや遅刻、なまけることなど)を繰り返さないようにしていました。
でもそれは、詳しい話も理由も聞かず、ただお前はダメだから頑張れといっているようなものでした。
(目的を達成するために自分を痛めつけているようなもの。暴力で従わせようとしている感じですね)
そんな自分が、先生から教えていただいたことは安定と快適を意識することです。
たとえば、ヨガで「あのポーズができるようになりたい」「やせたい」と思ったとき、無理してポーズをとろうとすると、体を痛めてしまいます。
最悪ケガをしてヨガができなくなることがあります。
(僕も腰を痛めたし、先生もやってしまったそう)
そうなると、ヨガに悪いイメージがついて続かなくなってしまい、ポーズもとれないしやせてもいないこともありえます。
そんな場合は、自分にとって、ここちのよい「安定と快適」を見つけることが大切なのだそうです。
すると、長く続けられて結果的にポーズがとれるようになったり柔らかくなっていったり。
そのことから、自分の身体に問いかけて、気持ちよくて長く続けられるバランスを探るようになりました。
これは精神面でも同じことですよね。
自分を責めることで続けられたり、目標を達成できる人もいるかもしれません。
でも僕は無理でした。
自責することは苦しく精神が不安定になります。
安定でも快適でもありません。
それを納得できたらか自分を責めるのは減っていきました。
このままでも大丈夫と思えるようになった
先ほども書きましたが、自責をしていた理由の1つは問題を解決したかったからです。
そして、問題を解決しようとするその根本には「問題をおこす自分はダメ。だからどうにかしなければいけない」という想いがあったと思います。
インタビューで先生の『そのままでいい、無理してがんばらなくていい。幸せは自分の内側にある』という考えに触れることができ、実感できました。
これについては後述しますが、ダメだとしてもここちよさに集中すると確かに幸せを感じることができます。
そのままの自分を少し認められて、自然と自責が減るようになったのだと思います。
自責し続けることが減って問題行動が減った
最近は自分を責めることがめっきり減りました。
もちろん、責めてしまうことはありますが、以前のように責めつづけることはありません。
その要因として、ヨガを続けることで、要因1~3への対策が自然と行われることになったことがあると思います。
おかげで、毎日気持ちよく過ごせていますし、それでいて問題行動(遅刻、ミス、ドタキャン、ひきこもりなど)も減っています。
2.2 失敗することへの恐怖が減った
失敗を避けていた要因
失敗するのが嫌で行動するのを避けていました。
例えば、
- 受け答えを間違うと嫌だから人との会話を避ける
- 試験で落ちたりするのが嫌だから就職活動を避ける
失敗を避けていた要因としては次のことがあると思います。
- 失敗したら自分はダメということを認めることになるから。
ダメな自分ではいけないと思っているから。 - 失敗したら嫌われるし、迷惑をかける。
- 失敗したら、すぐにあきらめてしまい、それを責めてしまうから。
しかし、インタビューを通して失敗しても大丈夫と思えるようになっていきました。
失敗するようなダメな自分でもいい。そのままでも幸せになれる
先ほども書きましたが、インタビューの『そのままでいい、無理して頑張らなくてもいい、内側から幸せになれる』という内容が心に響きました。
「ダメな自分でもいいし、ダメだとしてもダメなまま幸せになることができる」「だから少しくらい失敗しても大丈夫」
そう思えるようになりました。
失敗しても嫌われても、その辛さに対処できるから大丈夫。それに失敗しても好かれることもある
『そのままでいい』のだから嫌われても大丈夫。
嫌われることで辛くなってもヨガをすることで心地よさに集中し『内側から幸せになれる』ので大丈夫です。
それに失敗したからといって、即、嫌われるわけではないです。
次のような事を教えていただきました。
人は自分と似た人を好きになる。
自分の失敗体験などの欠点が好かれる。
ミスしたら人に好かれる。
ミスを話すことで相手が親近感をわいたり、そんな態度がかえって好かれることもあるとのこと。
確かに僕も、初対面の人が「私もよく財布を落とす」などといってくれたら、なんだか安心します。
2.3 もうダメだという諦めの気持ちが減った
諦めていた要因
過去に、もうダメだと色々諦めて1、2週間引きこもることもありました。
諦めていた要因としては、
- 完璧思考が強いから、ハードルが高くなり、やるべきことが増え、プレッシャーに感じるから
- 白黒思考が強く、一度間違えると、手遅れだと思うから
- あきらめるクセがついていたから
インタビューを通して変わったことは、諦めることの罪悪感がへったし回数も減ったことです。
理由としては次のことがあると思います。
完璧主義がゆるまった
前述した「失敗しても大丈夫。完璧じゃなくても大丈夫」ということを理解したことによって、それを自分に言い聞かせるようになりました。
まだまだ根本的には変わっていないですが、ヨガをするたび自分で自覚し、完璧思考を自分でゆるめるように。
白黒思考がゆるまった
僕は1か0かで考え、少しでも失敗したり理想と違うようなら「ダメだ」と諦めてしまうことがありました。
(遅刻したから今日はもう休む。仕事でも一度ウツになって休職したし今さら復職してもダメだ。など)
そんな自分には、インタビューで教えていただいた『Never too late(遅ぎることはない』という言葉が特に心に響きました。
40才になってヨガにはまって資格とって先生になり、活躍している人がいる。
遅すぎることはない。
大切なのは今を全力でいきること。
何かくじけそうになったときは、Never too lateという言葉を思い出します。
そして自分を客観視し、遅すぎるということはないから一度失敗しても「今」始めよう、「今」に集中しようと少しでも思えるようになりました。
あきらめる回数が減って自信が湧いた
結果として、もうダメだと諦めの気持ちが湧いたとしても、短時間で気分を切り替えるようになりました。
そして、失敗したときは反省をし次の行動に移せるように。
すると、諦める回数が減少。
達成する回数も増え、自分に自信を持てるようになりました。
3仕事への不安が減って、働きたくなった!!
3.1 引きこもらなくなった
インタビューで得た知識を活かしてヨガをするようになりました。
結果、働くことはもちろんのことその他の不安(プライベートな人間関係やお金の不安なんか)も減りました!
そして増えるのはMARI先生へのあこがれ!
つまり、先生のように仕事がしたくなりました!
実際に、ここ半年以上引きこもっていません。
3.2 就職活動を積極的に行うようになり就職も決まった
履歴書による応募や面接など、就職活動も積極的に行うようになりました。
もちろん、書類が上手く書けなかったり面接に落ちたりしましたが、自分を責めすぎず気分を切り替えて、今できることをやれるようになりました。
また、まとめるのが難しくてしんどくてたまらなかったインタビュー記事もあきらめず、書き上げることができました。
他の人にとっては当たり前のことかもしれませんが、僕にとっては本当にすごいことです。
(インタビュー記事の質や締め切りなどの結果については課題がのこりますが。。。)
でもあきらめなかったのは本当にすごい!
そして、なんと就職が決まりました!!
(仕事は就労移行支援という働きたい方のサポートをするものです)
これもインタビューをさせてもらったおかげです。
ありがとうございました!
3.3 今後について
今後は、ヨガを行いながらMARI先生のように自分の好きなことをして、自分も周りも幸せにできるような働き方をしていきます。
そして、以前の僕のように働くことに不安や拒否感がある人に「働きたい!」って思ってもらえるような手助けをおこなっていきます!!
そのためにも、ヨガを行って、安定と快適を意識して愉しく仕事を続けていきます。
そして、何かあるごとに先生の言葉を思い返し、実践して、より上手く想いのこもった説明ができるようになっていきます!!
繰り返しになりますが、ありがとうございました!
ヨガの先生にインタビューさせて頂いて、本当によかった!!
4. まとめ
- ひきこもってしまう自分に対して「そんな自分が仕事をしてもまたウツになる」と働くことに不安と拒否感があった。
- その対処方法を知るために理想の働き方をしているヨガの先生にインタビューし、『そのままでいい』『無理してがんばらなくてもいい』『Never too late』という言葉が心に響いた。
- インタビューをまとめることを通して、不安の根本にあった①自責をしてしまうこと、②失敗を避け行動を先延ばししてしまうこと、③行動してもすぐあきらめてしまうこと、が減った。
- 結果、引きこもることもなくなり、今では「働きたい!」と思い就職活動に積極的に取り組むようになった。⇒おかげで就職も決まった!
自責、先延ばし、諦めてしまうことってありませんか?
もしくは、それをしてしまうのではないかと不安やストレスを感じていませんか?
そんな方はヨガをやってみてはいかがでしょうか?
もし、ヨガはハードルが高いと感じるなら、ヨガに関するブログを読んでみるのがおススメです。
コメント
コメント一覧 (2件)
インタビューまとめ、おめでとうございます!
MARI先生ステキですね✨流れ星の下や富士山眺めながらヨガやりたいです(^。^)
ありがとうございます!!
本当に素敵な先生なんです。
綺麗な景色みながらのヨガもやりましょう!